丹沢湖に架かる橋で、昭和52年に完成しました。橋長は164.8m、幅員は6mで、かながわの橋100選に選ばれています。橋のアーチ部分は銀色、桁部は青と落ち着いた色に塗装されていて山の中の湖にふさわしい静かな雰囲気を漂わせています。

丹沢湖は、三保ダムの建設により出現した人造湖です。丹沢水系の豊かな水を集めた神奈川県民の水がめとして重要な機能を果たしています。かながわの景勝50選、ダム湖100選などにも選ばれ、湖畔からは富士山の眺望、春の桜、秋の紅葉など四季折々の景観が楽しめます。ボート、サイクリング、釣り、キャンプなどのレジャー施設も充実しており、西丹沢の自然を満喫できます。毎年8月には湖畔に映える花火が美しい「丹沢湖花火大会」、11月には全国から多数のランナーが参加する「丹沢湖マラソン」など年間を通し多数のイベントが開催されます。

かながわの橋100選に選ばれている橋長235mの連続鋼斜張橋で、丹沢湖のシンボル的な存在としてこの地を訪れる多くの観光客から親しまれています。丹沢湖が建造された際に当時県道が経由していた三保地区が湖底に沈むことになり、新たな県道に架けられたのが現在の永歳橋です。永歳橋の名は、旧県道に架けられていた旧永歳橋の名を引き継いでいます。