新編相模風土記稿によれば「村の鎮」3年に1度祭祀を行うとあり、村民所蔵の古図によれば、始め河村城内あり、後梵天山に遷しその後今の地に遷せし、とされています。境内には山北町の天然記念物に指定されている、推定樹齢300年、樹高20m、根回り7.2mのクスノキがあります。

県下最高齢の推定樹齢2000年といわれている古代杉です。高さ45m、根回り18mもの大きさを誇る巨木で、国の天然記念物に指定されています。高さはもちろん、その根周りの太さにも驚かされます。箒杉周辺の土手には遊歩道が整備され、展望台も設置されています。

山北町平山に所在する関東屈指の滝で、現在でも滝に打たれて水垢離をする姿が見られます。滝は3段になっていて、1の滝は落差69.3m、2の滝は落差16m、3の滝は29.7mで樹間に落ちる様は壮観です。全国名水百選、日本の滝百選、かながわ景勝50選、かながわ未来遺産100に選ばれている名瀑です。