丹沢湖に流れ込む世附川沿いにある落差60メートル程の滝です。周囲を草木に覆われ、一見すると細く繊細な印象を受けますが、その落差も相俟って荘厳な雰囲気も漂わせています。

川尻八幡宮の境内北側にあり、出土や墓の構造から奈良時代の様式の墳墓と推定されています。「翁塚」とも呼ばれ、河原石を組み合わせた石室が露出しています。昭和4年に発見されました。

寺院内には多くの庭木があり、入口には大きなしだれ桜があります。江戸時代中期に雲居寺の大雲禅無和尚が津久井郡一円に宗派などを問わず観音様を祀る寺院に呼びかけて津久井三十三観音を唱導したので、第1番札所となっています。

佐野川地区は日本の里100選に認定され、晴れた日には富士山や丹沢山系も望める観光客も多い地域です。地区はいくつかの集落から形成され、自給自足の里作り、特に歴史、里山体験等を行う「和田の里」事業などが高く評価されています。

かながわの名木100選に選ばれています。太い枝を四方に大きく張り出した見事な巨木です。地元では「しばの木」として親しまれています。