3連休初日は相模湖でゆったり→国府弘子スペシャルトリオコンサートでノリノリ!

相模湖でのんびり

9月半ばになっても、まだ夏季休暇が消化しきれていないので、3連休に組み合わせてどこかに行こうかな~、などと思案しましたが、高速道路の渋滞にハマるのもかったるいし、いっそ相模湖周辺でゆったり過ごして、車がいなくなってから中央高速で信州方面に行こうかな? そういえば、相模湖交流センターで恒例の国府弘子スペシャルトリオのライブがあるなぁ...というわけで、チケットを電話予約して、9月13日の土曜日に相模湖にやってきました。

相模湖公園に立ち寄ってみると、漕艇場から競技用ボートが次々に湖上に出ていきます。初秋の湖には心地よい風が吹き、ボートの動きを眺めているだけで癒されます。1964年の東京五輪ではカヌー競技の会場になった相模湖ですが、2020年はどうなるのでしょうか?

なお、最初の写真の背景の山は嵐山で、2番目の写真に映っている山並みは石老山。いずれも山頂までハイキングコースのある、相模湖周辺の名山ですが、石老山はドラマ「花子とアン」で注目を集める歌人・柳原白蓮が愛した山で、山麓の古刹・顕鏡寺には白蓮の墓所もあり、最近話題になっているようです。

関連リンク:相模原市立博物館:蓮さま、石老山に眠る~流転の大正歌人(佳人)と落人伝説

とりあえず、相模湖交流センターへ...

コンサート会場の相模湖交流センターの窓口に行って、予約したチケットをいただいていると、大きな荷物を持った皆さんが次々にやって来ました。本日の国府弘子スペシャルトリオコンサートは、2泊3日の「さがみこ音楽創造ワークショップ2014」のオープニングを兼ねていますが、今年で3回目を迎えるワークショップには、全国から参加者がやって来るとのこと。演奏経験も年齢も不問、プロの演奏を鑑賞し、レッスンやセッションを体験できるだけでなく、カフェレストランでの交流会や湖畔でのBBQもあって、すでに常連もできつつある好評企画なんだそうです。

さて、おなかが空いたので2階に上がり、ともしび喫茶「青林檎」で、お約束の「相模ダムカレー」を注文。おや、なんだか、以前よりバージョンアップしたような...これでワンコイン(500円)なんだから、お得ですよね~。相模湖を見渡せる席でいただくと、お得感がさらにアップした気がします。

相模ダムの上を歩けるようになったんだって?

ダムカレーを食べながら、ふと壁の張り紙を見ると、相模ダム上部の管理橋の通行ができるようになったとのこと。コンサートの開演まで少し時間もあるし、相模ダムまでは徒歩5分ほど。それでは、ダムカレーのモデルを間近で見てこようと、相模湖大橋のたもとの駐車場に行ってみました。

そこにあった案内看板によると、管理橋の工事が終わり、この4月から歩行者の通行が再開されたようです。ただし、10月から別の工事が始まって、来年の3月まで再び通行止めになってしまうとのこと。それじゃあ、今のうちに渡っておかなきゃ...というわけで、駐車場の奥からダムの上を歩いてみました。

相模ダムは昭和22年に完成した多目的ダムで、その後にできた宮ヶ瀬ダムや三保ダムに比べるとコンパクトですが、それでも覗き込むと結構迫力があります。ただ、下流側から見ることができる場所があまりないため、全貌がつかみにくいダムでもあります。今回は管理橋を渡った先で、横からも写真を撮ってみましたが、年を経たダムの貫録がお分かりいただけますでしょうか。

関連リンク:神奈川県HP

そして、大盛り上がりのライブへ!!

そうこうするうちに、コンサートの開演時間が迫ってきたので、交流センターのホールに入場。今回のコンサートはライブハウス形式ということで、客席と演奏者が近い、近い。ピアノの国府さん、ベースの八尋洋一さん、ドラムの岩瀬立飛さんの指使い、足使い(?)がはっきりわかる距離です。コンサートは国府さんのオリジナル曲あり、スタンダードあり、ダンサーの日野翔さんとのコラボあり、ピアニカによるバラードあり、ワークショップの課題曲、ファレル・ウィリアムスの「ハッピー」(!!)のサビ部分の歌唱指導(?)ありと、バラエティ豊かな内容で、時にワークショップのサポートメンバーも加わり、ノリノリのアンコールまで、あっという間の2時間、大いに盛り上がりました。演奏を終えた皆さんの表情も満足感にあふれています。

コンサートの終了後、楽器群をパチリ。岩瀬さんのドラムスは、シンバルの位置が低く、折り重なるようにセットされていて、興味深いですね~。そして、その奥が、相模湖交流センターが誇る名器「ベーゼンドルファー」。このピアノの低音域の響きを活かした、国府さんの演奏は、凄かったなぁ~。

関連リンク:コンサート後のワークショップの様子は、相模湖交流センターのFacebookで

夕刻の中央高速はガラ空き

終演後、5時過ぎに相模湖インターから中央高速に乗って松本まで行きましたが、昼過ぎに湖畔から遠望した時はノロノロだった道路が、ガラガラ。双葉SAで休憩を入れても、2時間ちょっとで松本インターそばの宿に到着しました。これから秋が深まるにつれて、紅葉を賞でに信州方面に行かれる方も多いと思いますが、渋滞しそうだな、と思ったら、相模湖インターや高尾山インター、相模原愛川インターで高速を降りて、やまなみ地域でゆったりと混雑をやり過ごすのも良いのではないでしょうか。(さらに来春までには相模原インターも供用開始になりますしね)

ちなみに、私は連休に夏休みを組み合わせ、平日に帰ってきたので、復路もスイスイ。中央高速から圏央道に入り、厚木PA(内回り)に6月にオープンしたショッピングコーナーで、柔らかくて美味しい清川村名物「恵水ポーク」のとん漬けもゲットし、大満足で帰宅したのでした。さて、このとん漬けと合う地酒はどれかな~(笑)

帰路に立ち寄った厚木PA(内回り)

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