早春の愛川町と雪の宮ヶ瀬バレンタイン
愛川町平成23年2月の3連休は、金曜から土曜にかけて、神奈川県の平野部でも雪が降り、とても寒かったのですが、13日の日曜日は快晴で過ごしやすいとの予報。
そこで、雪見を兼ねて、宮ヶ瀬のバレンタイン・イベントをのぞいて見ようと思い立ちました。
その前に立ち寄る場所がないかと、愛川町のホームページを探した結果、宮ヶ瀬湖の下流に足を延ばして、「あいかわ景勝10選」に指定されている「古民家山十邸」と、その近くの「龍福寺」に行ってみることにしました。
最初に訪れたのは、中津川を望む高台にある「龍福寺」。竜宮城を想わせる立派な山門があるという情報しかありませんでしたが、境内が良く整備された、気持ちの良いお寺で、早咲きの枝垂れ梅が青空に映え、清々しい気分になれました。ほかにもモクレン(又はコブシ?)の芽がふくらんでいましたし、藤棚や蓮池もあり、四季を通じて花が楽しめそうに思えます。
次は「古民家山十邸」。愛川町のホームページによれば、「この地方の明治初期における豪農層の住居の姿を示すもの」で、「平成21年1月に国の登録有形文化財となった」とのこと。手入れの行き届いた庭園があるほか、裏庭には背の高い梅の木が咲き誇っていました。これから、紅梅・白梅が咲きそろう時期になるそうです。
半原の宮大工の棟梁が建てた、瓦葺きの立派な建物で、内部もなかなか見応えがあります。階段を上がって、屋根裏の構造を見ることもできます。
「山十邸」の前を通る道は中津往還と呼ばれる街道で、古い家並みが残っており、そこから河岸段丘を降りた中津川沿いの下谷の街道とともに、「かながわのまちなみ100選」に選ばれています。下谷の道沿いにはせせらぎが流れ、ここにも白梅が花を付けていました。
さて、早春の雰囲気を満喫したところで、半原の町を抜け、山上の宮ヶ瀬湖へ。こちらは一転して冬景色でした。まずは、雪の残る宮ヶ瀬ダム・サイトで一休み。
この日は見晴らしが良く、横浜のランドマークタワーまで見渡すことができました。
ダムサイトから、バレンタイン・イベントの会場である、宮ヶ瀬湖畔エリアに移動すると、直径100Mの巨大なハートも雪で真っ白。
とりあえず、清川村名物、恵水ポークのソテーで腹ごしらえ。お会計1000円ごとに抽選券をもらえましたが、全て残念賞でした。(涙)
暗くなった会場内では、そこかしこでハートのイルミネーションが輝いています。
直径100Mのハートも、雪上で幻想的な光を放っていました。訪れた皆さんは、ホワイト・バレンタインを十分堪能できたのではないでしょうか。
ところで、この翌日、県内はまたも雪!!
宮ヶ瀬湖は、さぞや寒かったでしょうなぁ。ライブカメラで見る限り、このレポートを書いている2月17日現在も、宮ヶ瀬湖畔は、まだまだ冬が続いている感じです。しかし、下界の愛川町はもう春の雰囲気でした。宮ヶ瀬湖のあたりでも、もうすぐ梅が咲き始めることでしょう。
さぁ、次はどこに行くべぇか?
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