丹沢湖の紅葉はまだまだ綺麗!
ダム広場でゆったり
11月の連休は天気も良いようで、1日ぐらいはどこかに行こうと思っていたところ、西丹沢ビジターセンターのブログによれば、丹沢湖周辺の紅葉はピークを過ぎたものの、まだ綺麗とのこと。それでは出かけてみようかというわけで、2018年11月24日の土曜日、丹沢湖に向かいました。
最初に訪れたのは、三保ダム直下のダム広場。なるほど、あちこちの木々が鮮やかに色づいています。上の写真の奥にはダムの放流設備部分の最上部が見えていますが、このように木の間からダムがちらほら見えるのは、この場所ならでは、三保ダムはダム本体が緑に覆われていることもあって、他のダムに比べて周りの景観との調和度が高い気がします。
ダム広場は三保ダムと丹沢湖のミニチュアの池などもある、ちよっとした穴場スポット。駐車場も比較的空いていて、人もさほど多くなく、ゆったりとした時間が流れています。紅葉を愛でながら散策を楽しむ方、青空の下、家族で昼食を広げる方、ペットと戯れる方など、皆さん自分流に晩秋のひと時を楽しんでいらっしゃいました。
ダムの上は結構な賑わい
次に、神尾田隧道を抜けて、丹沢湖無料駐車場に行くと、ダム広場の駐車場と違い、車で一杯でした。翌25日は第40回丹沢湖ハーフマラソンの開催日でしたので、前日から泊りがけで観光している参加者や応援の方々も多かったように思います。(開催当日は毎年交通規制が行われ、大変混雑するとのことです)
ともあれ、なんとか駐車して、三保ダムの堤体上から湖を眺めると、周辺の山々には葉が落ちたり、色がくすんだりした木々が目立つものの、ところどころに紅葉が残り、青い空や湖面と相俟って秋の風情を十分に楽しむことができました。対岸にひときわ白く目立つのは丹沢湖のシンボル、永歳橋です。
40周年のダムカードを配布中 三保の家は葺き替え中
駐車場の少し先にある丹沢湖記念館では、土産物を物色。ここで三保ダムのダムカードも配布しています。今年は建設から40周年を迎えるとのことで、通常のダムカードのほか、表面が虹色に輝く特別仕様の「三保ダム40周年記念カード」もいただけました。予定枚数終了次第、配布終了とのことですので、ダムマニアの皆様はお早めに!!(詳しくは下のリンクから)
記念館に隣接する「三保の家」は、茅葺き屋根の葺き替え工事で見学休止中。東半分の屋根を12月上旬までに葺き替え、西半分は来年8月から手を付けるとのことです。記念館内に工事の手順を説明するコーナーが設けられているほか、屋上に通じる階段から屋根の上の作業風景が見学できるとの説明書きがありました。この時は残念ながら屋根の上での作業は行われていませんでしたが、結構な急斜面上での作業ですから、大変なのでしょうね。
この後、湖の東側、玄倉方面に向かい、途中の神縄トンネルバス停付近から撮影したのが下の写真。陽がだいぶ傾いてきたので、山の斜面が朱色に染まってきました。
湖岸道路のカエデの輝き
玄倉から湖の北側を抜ける一方通行の湖岸道路に入ると、そこかしこに植えられたカエデの木が西日を浴びて輝いていました。こういう時は逆光で撮影するとより綺麗ですよね。湖岸道路には所々に駐車場所もありますので、紅葉の美しい個所を探しながら、ゆっくり巡るのがお勧めです。
夕方には富士山も顔を出しました
陽が翳ってから、一方通行部分を抜けたところにある千代の沢園地に到着。湖の対岸を見ると、やまなみの向こうに、日中は雲に隠れていた富士山が顔を出していました。目の前の山の向こうに隠れた太陽が頂きを照らし、オレンジ色に輝く雲を身にまとう姿は神々しい限り。さすがは関東の富士見百景にも選ばれた絶景スポットです。移ろいゆく空の色が湖面に映えるのを眺めているうちに、あたりはあっという間に暗くなってしまいました。
この後、山北町内のお店でパンケーキに舌鼓を打ち、秋の一日を目いっぱい楽しんで帰宅しました。
翌日も天気が良かったので、マラソンに参加された方は、気分よく走れたのではないでしょうか。皆さん、良いタイムが出ましたか?
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