内郷野遊びの里

相模原市緑区:旧相模湖町

交流の里情報

この里には、ふるさとの森、石老山など自然の中で遊べる「野遊び」の空間が広がっています。たっぷり、1日かけて遊んでみませんか(写真は嵐山山頂から見た相模湖)

JR相模湖駅からバスに乗り、相模湖を右に眺めながら相模湖大橋を渡ります。
鼠坂にさしかかると、それまで見えていた相模湖が視界から消え、木立に包まれた道となります。この周辺が「内郷野遊びの里」です。

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里の見所、名所

鼠坂(ねんざか)の関跡

相模湖大橋から湖に沿って大きく弧を描く坂道は、かつて甲州街道と大山街道を結ぶ道で、坂の途中に関所が設けられていました。関所は、口留番所とか穀留番所ともよばれ、米穀の搬出を防ぐことが主な目的だったため、近郷のきこりや耕作人以外の往来はできなかったといいます。

顕鏡寺

約千年前の平安初期創建の名刹。石老山の中腹にあります。境内には、地上に露出した2本の根が蛇の絡み合う姿に似ていることから名づけられた樹齢千年ともいわれる「蛇木杉」や「かながわの名木100選」のひとつになっている高さ42メートル、幹回り5.4メートルの樹齢400年以上といわれる大イチョウなど、古木が多く立っています。山門横には、開山の頃、源海法師や道志法師が住居として使っていたという巨岩を屋根にした岩窟があります。
ひんやりとした窟内には虚空蔵尊が安置され、厳粛な雰囲気が漂っています。

【正覚寺(俳句寺)】

嘉慶元年(1387年)創建の古刹。石段の参道や境内、裏山には、西行法師の歌碑をはじめ、柳田国男、滝春一の句碑など、100基を越す歌碑が建ち、「俳句寺」とも呼ばれています。
本堂前のツバキは、3月下旬から4月上旬にかけて、赤、白、ピンク、赤と白、赤とピンクの5色の花が咲き、「若柳の五色ツバキ」として「かながわの名木100選」にも選ばれています。

【ふるさとの森】

自然の地形や森を活かした自然公園で、約30万平方メートルという広大な敷地をもっています。林間歩道や野鳥の森広場、どんぐり広場、バーベキュー施設のほか、6~9月には相模湖畔にキャンプ場も開設されます。子供たちの人気を集める迷路やイリュージョンハウス、ミニSLなどの遊戯施設もあります。
バードウォッチング、どんぐりひろい、森林浴など、ここは自然体験を楽しむ場所です。泥んこになるまで遊んで、おなかがすいたらバーベキューなんていうのもいいですね。
(お問い合わせは、042-685-0937)

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おススメウォーキングコース

嵐山(かながわの景勝50選)

標高は406メートルとそれほど高くありませんが、相模湖側からの登山道はかなりの急勾配が続きます。この苦しさを吹き飛ばしてくれるのが、「かながわの景勝50選」にも選ばれている山頂からの眺望です。
眼下に広がる相模湖をはじめ、石老山、富士山、大菩薩峠などが大きく広がっています。山相が京都の嵐山にも似ているため、「北相嵐山」とも呼ばれています。

石老山

相模湖南岸の標高695メートルの山で、手軽なハイキングコースとして人気が高い。登山道は杉木立に覆われた山道が大半だが、随所に仁王岩、文殊岩、大天狗岩などの奇岩・怪石が露出し、変化に富んだ景観が楽しめます。

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