JR藤野駅から弁天橋を渡り相模湖対岸へ。橋を渡ると芸術と園芸の町・名倉地区です。秋川橋から葛原(とずらはら)を周遊する道は、「芸術の道」と呼ばれ、道沿いに数々の彫刻やオブジェが展示されています。
また、一帯は観光農園が点在する「藤野園芸ランド」でもあります。
ふれあい農園の里名倉
相模原市緑区:旧藤野町
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交流の里情報
里の見所、名所
藤野芸術の家
藤野芸術の家は、芸術棟・宿泊棟・野外スペースから構成されており、多くの人が「ふれあい」、「体験」、「創造」をテーマに様々な芸術体験ができる滞在型の芸術活動施設です。
芸術棟では、陶芸・木工・ガラス細工など美術工芸体験や音楽ホールで様々な音楽活動や演劇等の発表やレッスンを宿泊しながら体験できます。
(お問い合わせは、0426-89-3030)
藤野園芸ランド
名倉地区の5つの集落約40戸の園芸農家を総称して、「藤野園芸ランド」と呼びます。
各種の観光農園が盛んで、初夏のジャガイモ堀り、秋のサツマイモ堀りやクリ拾い、通年楽しめるキノコ園などの味覚狩りのほか、ヒメボタンやシクラメンなどが栽培されているフラワーガーデン、ニジマスの釣りやつかみ取りが楽しめる遊魚園などがあります。
(お問い合わせは、090-1888-1206)
郷土資料館ふじや
かつては、吉野宿の旅籠「ふじや」があったところです。吉野宿は明治29年12月の大火で宿場全体が焼失してしまいました。この建物は、翌年に建てられたもので、界隈では最も古い建物です。
資料館には、生活民具のほか、かつての藤野町の地場産業として栄えた養蚕や炭焼きなどの資料展示もされています。土・日・祝は事前申込者のみ。
(お問い合わせは、0426-87-5022)
おススメウォーキングコース
藤野芸術村・芸術の道
第2次大戦の頃、この地に疎開してきた藤田嗣治や猪熊弦一郎、荻原高徳などによって芸術村づくりが構想されました。この計画は頓挫しましたが、以来、多くの画家や彫刻家、陶芸家などが移り住み、「藤野芸術村」と呼ばれるようになりました。
名倉地区を中心にした道沿い、旧藤野町在住の作家をはじめ、内外から寄せられた作家の野外彫刻や環境アート30点が展示される「芸術の道」。緑に包まれたハイキングコースと一体となったこの道はまさに”歩く美術館”という趣。
ゆっくり歩いても2時間ほどなので、藤野園芸ランドと組み合わせて楽しむのもお勧めです。