陣馬山にてハイキング (6月22日現在)

相模原市緑区

ハイキングコースを記した案内板(6月22日撮影)

神奈川県と東京都との都県境にそびえる標高857mの陣馬山。ハイキングスポットとしても人気で、若い方からご年配の方まで、幅広い世代の方が陣馬山山頂から見る絶景を求めてハイキングをしに来ます。
今回、私も絶景を見に来た一人です。といっても、ハイキングは初心者で、大げさかもしれませんが、人生初の往復10kmハイキングに挑戦しました。

まず、ハイキングコースを簡単に紹介します。
陣馬登山口から一ノ尾尾根コースで経て、陣馬山山頂まで上り、そこで休憩し、同じコースを下って陣馬登山口へ戻る、といったルートになります。
上り下りあわせておよそ10kmのコースになります。
※東京から車で中央道を利用して、およそ1時間で陣馬登山口に着きます。

ハイキングスタートです!

陣馬登山口から5分とかからないぐらいのところで、たくさんの青紫色・赤紫色のアジサイの花が咲いていました。陣馬山の山道に入るまでおよそ15分ぐらいですが、そこまでで本当にたくさんのアジサイの花が咲いていました。普段、それほど近くでアジサイを見ることはありませんが、今回、とても多くのアジサイの花に触れることができました。
時期的にも、今が見頃だと思います。(ハイキングが目的ではなく、花を観賞することが目的であれば、ここだけでも十分に満喫できるかもしれません。)

アジサイの花(6月22日撮影)

アジサイの花(6月22日撮影)

山道に入ると、木が影になって涼しく感じました。ハイキングをする前から想像はしていましたが、山道はある程度整備されているものの、やはり山道というだけあり、初心者の私には思った以上の上り坂でした。また、前日に降った雨でぬかるみもありました。

山道の途中途中に、休憩所ではないものの、木の椅子があり、そこで軽い休憩を取りながら、山頂を目指しました。このようなちょっとした休憩を取る場所には、標識のような目印があったり、「あいさつは心と心のネットワーク」といったメッセージボードがあったりしました。

休憩をしている際、すれ違う登山部らしきグループをはじめ、親子連れ、年配のご夫婦の方々と軽い挨拶をしたり、ちょっとした雑談をしました。実はそこで思ったことですが・・・周りの人はちゃんとしたハイキングの格好をしている人ばかりで、私は普通の私服だったため、格好としてはかなり浮いていた気がします。
加えて、下山途中の方もそれなりにいて、中には走って下ってくる方もいました。

山道にあるメッセージボード(6月22日撮影)

山道をひたすら上り続けていくと、風の音と鳥の鳴き声しか耳に入ってきませんでした。東京から1時間足らずの大自然を肌で感じた瞬間ですが、気持ちとしては、ひたすら山頂に向けて頑張るのみでした。

山道を上り続けて、およそ2時間、ついに山頂に着きました!
山頂が見えて、そこにつながる階段がありましたが、まさに天国への階段のような気がしたのを今でも忘れられません。

山頂は本当に絶景で、ハイキングや山登りを趣味にする人の気持ちが少しは分かった気がしました。日常では経験できない非日常の世界が山頂にはあると思いました。

かながわの景勝50選の碑(6月22日撮影)

陣馬山山頂のモニュメント(6月22日撮影)

関連リンク:陣馬山ハイキングなどについて紹介している藤野観光協会のウェブページ

今回は、ここまでにしたいと思います。
また、近日中に、山頂のことと、下山以降のことをお伝えしたいと思います。

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