宮ヶ瀬湖にて、はじめてのカヤック体験 (8月10日現在)

愛甲郡清川村

宮ヶ瀬湖畔エリア(8月10日撮影)

水と緑に囲まれた美しい景観、そんな言葉がぴったりな宮ヶ瀬湖。
宮ヶ瀬湖は、「鳥居原エリア」「宮ヶ瀬湖畔エリア」「ダムサイトエリア」の3つのエリアに分かれていて、また、ハイキングコースもあり、雄大な自然を目で見て、肌で感じられます。

今回、私は宮ヶ瀬湖で生まれてはじめての『カヤック体験』をしました。
当日は、夏の天候に恵まれ・・・というよりも、日中は強い日差しが照りつけ、本当に暑かったです。
カヤックがどういったものなのかはテレビで見て知っている程度で、ワクワク感半分と、転覆したらどうしようという心配する気持ち半分といったところでした。

関連リンク:公益財団法人宮ヶ瀬ダム周辺振興財団関連リンク:宮ヶ瀬エリアマップ

カヤック体験は1時間のコースで、宮ヶ瀬湖の湖畔エリアの親水池というところで行いました。
カヤック乗り場に向かう途中に、「じゃぶじゃぶ池」というのもあり、そこでは家族連れの方々がたくさんいて、子どもたちは楽しそうに水遊びをしていました。都会ではあまり見られない、微笑ましい光景でした。

カヤック乗り場(カヌーロッジ)に着くと、4名のインストラクターと何組かの家族連れがいて、小学生の子どもたちはウキウキしている感じでした。ちなみに、私はというと、子どもたちと同じ気持ちであったのも事実ですが、たくさんあるカヤックを間近で見て、不安定そうな乗り物だなぁとも思っていました。

必要な手続きを済ませ、インストラクターからライフジャケットを借りて身につけ、漕ぐためのパドルを配ってもらいました。インストラクターの方に少しお話を聞くと、宮ヶ瀬湖付近でカヤックやボートをやっている団体の方々がインストラクターとして、このカヤック体験の現場を取りまとめているとのことでした。

じゃぶじゃぶ池(8月10日撮影)

カヌーロッジ(8月10日撮影)

関連リンク:カヌースクール紹介ページ

カヤック体験スタートです!

まず、インストラクターの方々からの注意事項の説明を聞き、どのように漕ぐと前に進んだり、バックしたりできるのかなどの漕ぎ方や、パドルの持ち方を教えてもらいました。インストラクターの方々は、とても丁寧に教えてくれました。
一通りの説明が終わり、ついに、カヤックに乗ることになりました。乗り降りの時に転覆することが多いとのことで、ビクビクしながらカヤックに乗り込みました。補助もあり、なんとか、転覆せずに乗ることができ、一安心しました。

カヤック(8月10日撮影)

漕ぎはじめてみると、どうすれば真っすぐ進むのかに夢中になっていました。漕げば進むのは確かですが、なかなか真っすぐ進みませんでした。最初のうちは、回転ばかりしていました・・・本当に難しいです。
インストラクターの説明を聞いて分かっていましたが、この体験で乗るカヤックは、初心者用ということもあり、プロ用のものとは異なるとのことで、パドルをうまく使わないと、思うように進みませんでした。

5分ぐらい漕いでいると、なんとなくですが、慣れてきて、少しずつですが、真っすぐ進むようになりました。ようやく周りのことを見る余裕が出てきて、周りを見てみると、私と同じように苦労している感じの参加者がたくさんいました。
分かったこととして、子どもと大人では、明らかに子どもの方が覚えや慣れが早く、子どもたちはスイスイ進んでいました。「お父さん、早く早く!」といった声をよく耳にし、お父さんたちは一生懸命子どもたちに追いつこうとしていました。

途中途中、インストラクターより、「次はバックの練習をしてみましょう!」「ここ数日で、池の藻が大量に増えたので、藻の多いところではあまりパドルを水中に入れずに、水面付近でかき分けるように進みましょう!」など、適宜アドバイスがありました。

このカヤック体験と同時に、カナディアンカヌーをしている方々もいました。カヤックとは違って、基本的には親子2名で協力して漕ぐもので、一緒になってやるのも楽しそうでした。

親水池(8月10日撮影)

カヤック体験(8月10日撮影)

漕ぎはじめて15分ぐらいしたところで、私よりも少し後ろの方にいた子どもが泣いてしまいました。なかなかうまく進めず、お父さんとインストラクターが子どもの近くまでいって、なんとかしていました。こういったことも体験してみてはじめて分かることで、その子も泣き止んでからは、お父さんとインストラクターが子どもの近くで一緒になって漕ぐようにしていました。

藻が少なくなってきたあたりで、インストラクターより、「宮ヶ瀬湖には青い石で、セラドンというものがあって、池の中にも上流から転がってきたセラドン石があるので、見てみてください。」ということを言われたので、池の中を見てみると、確かにありました。青い石というよりは緑といった感じでした。きれいなものになると、ピカピカしているとのことです。

池を1周して、なんとか転覆せずに、カヤック乗り場に戻ってこれました。あっという間の1時間でした。

はじめてのカヤック体験ということもあり、非日常の素敵な時間を過ごすことができました。
自然に触れながらのカヤック体験は良いと思いますので、皆さんもこの夏から秋にかけて、カヤック体験をしてみるのも良いかと思います。

実は・・・このカヤック体験の前後にも宮ヶ瀬湖周辺を散策していますので、また、近日中に、そのことをお伝えしたいと思います。

カヤック体験(8月10日撮影)

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